今日もペンタブで方位の矢印を手書きで描いてみました。手書き感満載です。
気学やってます
私は気学の勉強もしています。
気学でもいろんなジャンルがありますが、私がやっているのはなんというか、なんていえばいいのか、後天定位盤を使ってやるやつです。方位だったり、時期や時間だったり、空間だったりを後天定位盤の九星をみて様々なことを予測します。具体的には引越しの方位だったり、その時期の運勢だったり、住宅や店舗の地相家相なんかを気学を使ってみることができます。

流派とかには特に属していません。習っている先生はいますが、その先生に教えてもらったものを実際に自分で検証しながら使っています。といっても、まだまだほぼ先生に倣ってやっている感じです。
引越してから良くないことが起こる
ですので、日々、気学に関する話題には敏感に反応してしまうわけなのですが、先日とある方が「引越しをしてから良くないことが起こるので、方位除けをしている神社に行ったら引越しをした方位が悪い」と言われたそです。
その方は結婚したばかりで、新居も賃貸ですがDIYしてかなりリフォームしてしまった矢先にその事実を知って、すっかり落ち込んでいました。
この方のように「自分のやった行いを後で占ってもらったら、嫌なことを言われて落ち込んだ」という話を時々聞きます。誰しも嫌なことを言われたら「どうしよう」と不安になりますよね。
占いの結果が良くないと不安になる人たち
良くないことを言われたら不安になるので「占いには行かない」という人を時々見かけます。
その気持ちわからなくはないです。私もそのタイプだからです。
占いを極度に怖れる人というのは、ある意味、占いを信じやすい人とも言えます。素直というか、純粋というか、繊細な方に多いように感じます。
自分がないといいうか、こだわりがないというか。なんとなく流されて日々生きている人も多いのではないでしょうか。
それが良いとか悪いとかという話ではなく、これまで生きてきた中でその方が生きやすかったというだけの話だと思うのですが、しかし、その性質によって人の話を鵜呑みにしてしまったり、世間のニュースに翻弄されて知らぬ間に憂鬱な日々を過ごしてしまっている人たちもいるようです。
良くない結果を聞いてしまった時の対処法
話が逸れてしまいましたが、良くないことを言われたら不安になってしまう人に向けて、良くない結果を聞いてしまった時の対処法をお伝えします。
それは、、、
「捉え方を変える」ということです。
いや、それ対処法でもなんでもないやん。こう、おまじないとかないの?とか言われそうですが、実は捉え方を変えるだけで不安な気持ちって結構拭えるものです。
では、どう捉え方を変えれば良いかというと、、
占いの定義
ここからは私の持論なので、他の占い師の方とは考え方が異なる場合があります。それを前提にお伝えします。
まず私が考える占い基本なのですが、占いには霊的要素はほぼ関係ないということです。霊の世界が存在するか否かという話は別として、占い=霊感ではないということです。
時々、占い師=霊能力者と勘違いされる方が多くいらっしゃるのですが、占いは天気予報と同じで、占いによって出たデータをもとに過去現在未来を「予測」することを言います。(占いのこれを統計学だという人もよく見かけますが、統計学とも関係ないと本当のところ言われています)
予言ではなく「予想」です。降水確率50%みたいな感じで、あなたに起こる現象はこれこれが原因の可能性があります。とか、この先こういうことが起こる可能性があります。といった程度のことなのです。
占いの結果は絶対ではない、という捉え方です。
占い師の方で「霊視・透視」を売りにしている人もいますが、それは個人的には占いの範疇ではないと思っています。過去にそういう方々がメディアで大々的に取り上げられたこともあり、占い師=霊視ができると思っている方がいらっしゃるのではないかとも思いますが、、、
しかしながら、多くの人を占うと感覚的に「わかる」ときもありますので、なんとも言えないところもあるのですが、皆さんが想像しているのうな超能力的なものではなく、誰でも磨けば磨かれる感性みたいなものかと私は思っています。
仮に、霊能者と言われる人に霊視や透視でみてもらったとしても、その結果も絶対ではないということには変わりはないのですが。
無意識に選ぶ方位
「占いが単なる可能性だということはわかったけど、あまり良くないことを言われたらやっぱりショックです」そう思うのも当然かと思います。
そこで、今日は占いに対する「捉え方を変えて」いく要素のひとつとして、さらに気学の方位に関する仕組みをお伝えします。
占いが好きな方は、旅行とか引越しの際にはなるべく自分にとって良い方位に行きたいと思いますよね。そこで自分で調べたり、占い師さんに聞いたりする。そしてその方位に行くことで良いことが起こると期待します。
ですが、実はこれ逆なんですよね。その方位に行くから良いことや悪いことが起こるのではなく、その方位は「無意識にあなたが選んだ結果」なのです。
例えば、今回の例でみていきますと「結婚して新居に引越してから良くないことが起こる」とおっしゃっていました。具体的にどんな良くないことが起きたかというと、日用品を購入した際のトラブルや、運転中のトラブルだったそうです。
これを九星に置き換えると、二黒土星と六白金星の凶作用が働いているとみます。
つまりは、この方が二黒土星や六白金星の凶作用が起こるように、その方位を選んで移動したのです。この「無意識で」というところがミソなんですね。
この方の現象から推測するに、二黒と六白の凶作用が出ているということは、南西に引越しされたのではないかと思います。
なぜなら、今年2022年は南西が破れの方位だからです。
今年の南西は二黒土星の破れ

これは今年の年盤(ねんばん)と言われているものです、その年の節分から次の年の節分を一年とし、その期間の「気」を表したものになります。
これは全国、全世界共通になっています。なぜなら時間は世界共通だからです。時差はありますが、24時間365日という数え方は世界共通になっているからです。
この盤を見ての通り、今年は南西が二黒土星で「破」がついています。破れはその年の十二支(今年は寅年)の反対側の方位が自動的に「破」となります。なぜここが破れとなるかというと、諸説ありますが、正直何故そうなるのかはわかりません。
この、なぜこの方位が破れと設定されているかどうかわからない、というところが重要で、つまりは絶対的なものではないということにもなります。
とはいえ、この方は二黒と六白の凶作用が出ているところは確かなのですが、、、(ちなみに、六白の現象が出ているのは8月節の引越しで年盤と月盤で二黒が重なり、六白に転じたのではないかと推測します)
さらに奥を探る
「そんなわざわざ自分から凶作用を選んで移動するなんてあり得る?」と思うのかもしれません。
人間とは周知の事実だと思いますが、環境の変化に大変弱い生き物です。何故なら、新しい環境に適応するには大きなエネルギーを要するからです。
人は日々自分の習慣に沿って生活をしています。何故ならそれが省エネだから。自分の仕事だったり食べていくために必要な活動にエネルギーを最大限に注ぐために、日常生活では極力エネルギーは使わないように「習慣化」して身の回りのやるべきことをこなしています。
それが、新しい環境に変わるとその習慣も調整して変えていく必要が出てきます。ですが、すんなり変えることができれば良いのですが、そこには少なからず抵抗が生まれます。
「いままでこうしてたのに、いきなりこう変えろって言われても無理ですわ」「え?なに?今までやり方と違うけど大丈夫?」と身体中の細胞がそう訴えるわけです。
この方の例でいうと、結婚して立場が変わります。つまりは妻になるわけです。そしてご主人は夫になるのです。これを九星で表すと「妻=二黒土星」「夫=六白金星」となります。
つまり、今回の引越しによって本当はお互い妻になり夫になることに抵抗を感じていて、その思いがその方位への移動に繋がったのだと思いました。
よりによって破の方位に移動する問いことは、結婚に対して大きな不安があったのではないかと推測します。その不安は、思い込みや義務感からきているのかもしれません。それを解消せずに結婚引越しと踏み切ってしまった可能性もあるのではないかと思いました。
じゃあどうすればいいの?
今日ご紹介した方は、直接の知り合いではないのでお会いすることはないと思いますが、もし私がアドバイスをするのであれば、ご主人と話し合って、一般的に言われている妻と夫という役割を自分たちが納得いく役割に再定義をすると良いのではないかと思いました。
それから、新居の間取りをみてみないとなんとも言えませんが、この先も良くないことが起こるのであれば、引越しも検討した方が良いと伝えるかもしれません。
まあ、しかし間取りを見てみないとなんとも言えませんが、、、間取りにはさらに情報が詰まっているので、その人の気持ちや思い込みももっと詳細にわかるかもしれません。
ケースバイケースなので、ここでこうした方がいいと言えないところが歯がゆいのですが、、
そんな感じで、今日は長々と書いてしまいました。
話があちこち脱線してしまいましたが、、、伝えるための文章を書くのって難しいですね。もっと修行が必要です。
最後までご覧くださりありがとうございました。
では、また。