前回の話の続きです。
前回は鞍馬寺へ行ったお話でした。今回は3つの神社を巡ったお話。
- 貴船神社
- 河合神社
- 下鴨神社
順番にご紹介していきます。
やっとこさ貴船神社へ辿り着く

鞍馬山に入山し、ケーブルカーも使わず徒歩で奥の宮参道を抜け2時間かけて貴船神社までやってきました。


午前10時。鞍馬寺に比べて人が10倍くらいに一気に増えました。なんとか人が映らないように写真をパシャリ。鞍馬寺に参拝にきていた人たちは、しっかりとお参りしたり瞑想したりと神社仏閣に対して真摯に向き合う人たちだった印象とは裏腹に、貴船神社にいる人たちは単なる観光目的の人が多い様に感じられました。私のその一人なのですが笑。場の空気がそうさせてしまうのでしょうか。
ミーハーさながら、貴船名物「水占みくじ」を引いてみることにしました。



紙を水に濡らすと文字が出てきます。境内に水占みくじを濡らす用の水場があります。

全体的には良い感じですが、商売のところに「よからず」の文字が…供養のために所定の位置に括り付けてきました笑。うん、これで供養されているはず。
貴船神社の奥宮へも行きたいところですが、一山超えてきた私の足が休息を求めていたので次の目的地へ行くバスに乗ることにしました。


このバスは叡電の貴船口駅まで連れて行ってくれます。ほぼ休憩なしだったのでこのバスはオアシスでしたね。このバスは京都バス1日乗車券は使えない区域です。この時は片道170円でした。5〜15分間隔くらいで発着しているので、目の前でバスが行ってしまっても割とすぐ次のバスがやってきます(時刻表)


鞍馬山と貴船さん、お世話になりました。さて次の目的地へ向かいます。終点の出町柳駅までは30分くらいです。


叡電の出町柳駅の改札降りた目の前に、京都へ行ったら行きたいところリストに載せていた「志津屋(SIZUYA)」さんがあったので、ここで腹ごしらえをすることにしました。よく考えたら朝から何も食べていなかったことにここでようやく気づきます。ラーメン食べられなかったもんね。



このあと行った下鴨神社の「糺の森」を眺めながらベンチに座っていただきました。青空の空気の良い場所で食べると一段と美味しく感じますね。実際パンもめちゃめちゃ美味しかったです。あ〜しあわせ。



叡山電車(または京阪電車)の出町柳駅から徒歩2分のところに下鴨神社本殿から一番遠い場所にある鳥居にたどり着きます。さらに奥に進むと「河合神社」の看板が出てくるのでそこを左折。すると河合神社の鳥居が見えてきます。



「河合神社」は聞きなれない神社かと思いますが(私がそうだった笑)ここは美麗の神様が祀ってある神社なのです。



私はこの「鏡絵馬」を奉納したくてやってきました。まず絵馬を一つ選んですぐ近くに巫女さんがいらっしゃるレジへ行きます。一つ800円でした。ちなみに御朱印もここでいただけます(500円)。お支払いを済ませると、感染予防用のお手拭きがもらえます。絵馬を描く鉛筆なのどは向かいの建物に絵馬を描くスペースが用意されているのでそちらに一式おいてあります。
顔の書いてある方に色鉛筆などで好きなようにお化粧をします。そして裏の赤い方に名前と願い事を書きます。

我ながらなかなかに上手に描けました。難しかったけど楽しかったです。裏面に願い事と名前を書いたら奉納しに行きます。


さて、念願の鏡絵馬を奉納した次は世界遺産でもある下鴨神社本堂へ向かいます。

鳥居をくぐって境内に入ると今年の十二支でもある寅がお出迎え。

さらに先へ進むと本殿の前に「言社」といって十二支を祀ってある社がありました。







「子」と「午」だけがひとつの社。他は2つでひとつ。十二支を時計順に並べて縦半分で挟んだ向かい合わせの十二支が同じ社に入っている様ですね。御神祭は名前は違えす全て大国主神だそうです。
ここでは一般的には自分の生まれた年の十二支をお参りすると良いそうです。私は寅年生まれなので寅の社でお参りさせていただきました。
鞍馬山からここまで小休憩を挟んだものの歩き通し。再び京阪電車の出町柳駅に向かう途中に移動コーヒースタンドがあったのでアイスコーヒーを買って鴨川でひと休み。

さて京阪電車に乗って大阪へと向かいますか。とそんなこんなで京都の旅はここまで。
午前中だけでも頑張ればここまで回れるんですね。しかしながら早朝から時間が経つにつれて観光客の数はどんどん増えていきます。もしゆったりと観光したいのであれば早朝おすすめです。お店が空いていない可能性は大ですが、神社なら早くから開門しているところも多いのでおすすめです。

ひとり旅は好きなところに好きなタイミングで移動できるのが良いですね。今年は日本全国いろんなところに旅ができたら良いなと思っています(理想と現実)。
それではまた。