目に見えない絆について

日記&思ふこと

ご相談にのっていると、時々ご相談者様から「運命の人とはいつ出会いますか?」「私は彼とは赤い糸で結ばれているのでしょうか?」「彼とはソウルメイトの関係ですか?」などなど、目に見えない絆があるかどうかということを聞かれることがあります。

私も一時期、スピリチュアルにどっぷりハマっていた時期があったので、こういったご質問したくなる気持ちはなんとなくわかるんですよね。

その時は「赤い糸」は絶対あると思っていたし、独身の時なんかは「自分のソウルメイト」はどこかにいるはずだと本気で思っていました。

それが、占いを勉強するようになって、その流れで心理学やスピリチュアル、その他「人間」に関する様々な情報に触れてきました。

そこで、現在たどり着いた答えとしては、『そんなものはない』ということ。

もしオブラートに包んでいうのであれば『それはあなたの心にあるもの』と答えるかもしれません。

なぜなら、人は自分の価値観で生きているからです。この価値観とは「自分が信じていること」と言い換えることもできます。それを「常識」という人もいるかもしれません。

つまりは、あなたがそれを信じていれば「ある」でしょうし、信じていなければ「ない」ということになります。

ですので、ご相談の時にこのようなご質問をされとき、私はそのまま占うようにしています。

私は目に見えない絆に関して「ない」と思っていますが、ご相談者の認識に「ある」のであれば、それは「ある」と思うからです。

目に見えないものを「ある」と定義することを、現実逃避と捉えることもできますが、それはケースバイケースだとも思っていて、それが現在生きる上での”心の支え”になっているのであれば、それを私が否定するのも違うのかな〜と思ったりします。

しかしかしながら、そういうご質問をされると一瞬うろたえてしまう自分もいるので、可能であれば現実的な方向で話を進めていきたいのが本音です笑。

そんなゴリゴリの現実に生きるエゴまみれの私ですが、空想や妄想も嫌いではないので(どちらかというと好き笑)そんな葛藤の中で今日も生きています。

それでは、また。