最近、気づいたことなのですが、私はプライベートで人と会話している時、特に自分の意見を発言した時に相手が想定外の反応を見せるとイライラすることがあります。夫などの身内や、心を許している身近な人の時にそう感じることがよくあります。
どうして、そういう感情が湧き上がってくるかを考えた時に、その人に対する「支配欲」みたいなのがそうさせるのかな?と思っていたのですが、最近心理学を勉強している夫に聞いたら「それって、承認欲求じゃない?」と言われて、ハッとしました。
承認欲求が強いことは前々から自覚はしていました。
そこで夫に「じゃあ、その承認欲求をなくすにはどうしたらいいの?」と聞いたところ、「まずは、それに気づいて、それを言葉にしたり書き出したりするといいんじゃない。人はわからないことに不安を感じるから、それを明確にすることでそこからの解決策を探せるんじゃないの?承認欲求は誰にでもある欲求で、消すことはできない。ただそれに気づかずに承認欲求に身を任せて行動すると人間関係で様々な問題が起きたりするから、そうならないために気づいたら書き出すでいいんじゃないの?」
これを聞いて妙に納得してしまいました。確かに、こうしてモヤモヤした気持ちを夫に話し、自分の承認欲求の強さに改めて気づいたことで「承認欲求の罠にハマらないように気をつけよう」と思えました。
そんなふうに承認欲求について悪者扱いしている私に夫が、「それを排除しようとすると、そこにフォーカスがいっちゃうから、承認欲求と仲良く付き合う方法を考えたらいんじゃないの?」といってきました。そこで私は「えー承認欲求なんかいらんだけど。仲良くなんかしたくない(三河弁w)」と言いましたが、夫は静かにほくそ笑み、そそくさと出勤していきました。
それから、承認欲求について調べていたところ、承認欲求が強い人は自己否定が強いのではないかという結論に達しました。
自己否定が強い、つまりは自己肯定ができていない。しかし、この自己肯定という言葉にも罠があって、人には誰しも自分が肯定できない短所があるわけで、自己肯定となるとその短所を否定することになる。
なので、肯定できない自分も丸ごと受け入れるという意味で「自己受容」という言葉が望ましいらしいのですが、ぶっちゃけ自己肯定とか自己受容とかそんな文言はどうでもよくて、『今の自分を丸ごと受け入れる』ことが、強い承認欲求から抜け出す一歩なのかなと思う今日この頃です。
まぁ、これがなかなか難しかったりするのですが。。
思考の癖なんじゃないかとも思うので、ひとまず気づいたら『今の自分を丸ごと受け入れる』に意識を向けて行こうと思います。
それでは、また。