久しぶりに軽トラに乗った話

日記&思ふこと

今年度、私はPTAの役員をやっています。PTAといっても色々あるけれども、私がやっているのは息子が通う中学校のPTAの役員。

立候補したとか特別に推薦されたというわけではなく、町内で順番に回ってくるやつで、、、毎年、うち町内では小学校に通う子の父母2名と中学校に通う子の父母2名の合わせて4名が選出される。

そこで選出された父母は、その町内の子ども会の役員も併せてやることになってい流ので、学校のPTA行事と子ども会の行事の両方をやることになっています。

PTAでも小学校、中学校とさらにその中で役員が選出されるのだが、幸い(?!)それからは免れ、平役員としての仕事をすることになった。

平役員なので中学校の仕事は年2回の交通当番と、年1回のクリーン運動、そして年4回開催される委員会に出席すれば良い程度。先生方との懇親会の企画を考えたりする仕事もあるのだけれど、この今年もまだまだコロナ禍なので中止となると思われる。

しかしながら、子ども会は町内で選出された4人の父母でやらなくてはいけないので、まぁまぁの大変さはある。

とはいっても、こちらも中止になった行事が多く、10月の大祭には神輿を担いだり、出店(でみせ)を出したりする予定だったが、これも先日、中止の決定があった。

そんな中でも必ずやらなければやらないことがある、それが2ヶ月に1度ある「資源回収」である。

資源回収は何をするのかというと、町内の家庭で出た資源ごみを家の玄関口まで回収に行き、それらを分別して業者に渡す。ただそれだけの作業なのだけれども、これを4人でやらなくてはいけない。結構な大仕事。

資源回収は年間だと計6回やるのだけれども、その半分は中学生が一緒に手伝ってくれるので大きな負担ではないが、残りの半分は4人だけで行わなければならない。

ちなみに、うちの町内は全世帯数が150世帯なので小さな町だけど、4人で回収に行くとなると単純に1人あたり40世帯弱、回収にしに行かないといけない計算になる。

そして、その回収の際に使う車は自前。うちは夫の実家が軽トラをもっているので毎回それを借してもらっている。

私が用意した軽トラなので、当然に私がその軽トラに乗らなければならない。

ということで、ここでタイトルにある「久しぶりに軽トラに乗る」ことになったのです(前置き長っ)。

この軽トラはマニュアル車。ギアを手動で切り替えるあの車。ミッション車ともいわれているあれです。

一応、私がもっている免許はマニュアル車も乗れることになっている。ついでに言えば、昔乗っていたユーノスロードスターはマニュアル車だった。しかし、それ以降の車はオートマチック車。当然ながら、今乗っているマーカーもマニュアル車。

つまりは、20年くらいマニュアル車には乗っていないということになる。

しかし、このマニュアル軽トラに乗らないと資源回収ができない。そんなこんなで少々不安を感じつつも運転してみることにしました。

エンジンはなんとか、かかった。ただ鍵を回せばいいだけだから(笑)。

次は足でクラッチを踏み、左手でギアレバーをローに入れる。そしてアクセルを少しずつ踏みながら、少しずつクラッチペダルを外し、エンジンとトランスミッションを繋げる。

トランスミッションとは、エンジンから出力されたエネルギーを車輪へと伝える役割をするもの。このアクセルペダルを踏みながらクラッチを外す作業が、なかなかにコツがいる。うまくやらないとエンスト状態になる、つまりエンジンが止まって車が動かなくなってしまうのです。

「クラッチ踏む⇨ギアレバーを切り替える⇨アクセルペダルを踏みながらクラッチを外す」この工程をギアを変える毎にしなくてはならない。軽トラはギアが5段階あるので普通に車道を走行する速度になるまで、この固定を5回やらなければならない。

そう、マニュアル車はとてつもなく面倒臭い車なのだ。

しかし、慣れてしまえば手足がこの工程を覚えてしまい、スイスイできるようになる。なんなら、このギアを変える作業が楽しくなってくる。「車を運転してる!」っていう感覚に快感を覚えはじめる。

もしかしたら、人をコントロールしたい欲求が強い人や、物事を自分の思い通りにしないと気が済まない人はマニュアル車を好んで乗っているのではないかと推測する。

九星でいうと、六白金星的な性質を持っている人が多いのではないだろうか?

話がまた脱線してしまったけれども、、、最初はおぼつかないマニュアル軽トラの運転も、乗っているうちに昔の感覚が戻ってきて、正直楽しかった。

どことなく憂鬱だった資源回収の仕事が、楽しい時間になったのは言うまでもありません。

今年はあと3回の資源回収の仕事けど、軽トラに乗れるのを楽しみにしたいと思います。

今日もそんなたわいもないお話でした。

では、また。