今月に入って、何かスイッチが入ったか本を怒涛のごとく読んでいます。
そうは言っても今月読んだ本は7冊。今日は21日なので、だいたい3日に1冊のペース。
前に、自分は本を読むのが遅く1週間に1冊が精一杯と書いた記憶があるが、その記録がいとも簡単にも塗り替えられた今月。
読書ってスポーツみたいなもので、本気で練習すればそこそこ読むスピードが早くなることに気づきました(これまでそんなに読んでいなかったことの証明?!w)。
あと、これまで最後まで本を読まずに途中で放棄してしまうこともあったのですが、とあるテクニックを編み出した私は、今月読んだ本は全て完読できています。(そのテクニックに関しては大したことをやっているわけではないので、ここでは触れません)
どんな本を読んでいるかというと、私は基本、好きな作家さんの本を読むことが多い(誰でもそうかw)。時々、流行りものや、誰かが薦めていた本も読んだりするけれども、今月はあるひとりの作家さんの本ばかり読んでいます。
今、読みかけの本をひとつ紹介すると…こちら👇
「アンチ整理術」森博嗣著(講談社文庫)
森博嗣氏は好きな作家さんのひとりで、森氏が書いている本はとにかく全部読みたいのですが、ここ数年全然チェックしていませんでした(それで好きと言えるのが疑問だが)。にもかかわらず森氏は現在も月1冊ペースくらいで本を出しているので、久しぶりに本屋さんに行ったら、見かけない本がたくさんあってアレコレ買ってきました。この本はその中のひとつ。
わりと最近出た本なのですが、これがなかなかに深い内容でした。というか私が気になっていた人間関係に関することや、問題解決に向けてのことが森イズム的に書いてあってとても面白いです。
森氏と本の出会いは、かれこれ20年前。
最初に読んだ本がこちら👇
「黒猫の三角」森博嗣著(講談社文庫)
ジャンルでいうとミステリィ小説。これは本当に衝撃の一冊でしたね。
これを読んでからというもの、続きが読みたくて読みたくて。これはVシリーズ(全10作品)の一作目でしたが、当時ノベルズ版で一気に読みましたね。そして当然のごとく主人公の瀬在丸紅子に憧れました。
森博嗣氏の代表作はS&Mシリーズの「すべてがFになる」なのですが、こちらもその後ハマり前作読みました。ここでも主人公の犀川創平に憧れましたね。うちの息子の名前は、ここから一文字とってつけたぐらい(笑)
ここからネタバレになるのですが、、
瀬在丸紅子には「へっくん」という呼び名の息子がいるのですが、実はこれが犀川創平だという事で、私の息子を犀川創平にみたてることで必然的に私が瀬在丸紅子になるという思惑があったり、なかったり、、まぁ、子供の名付けなんてそんなもんです(え?!違う?!)
それほどまでに、当時ははまっていましたね。
瀬在丸紅子の何に一番惹かれたのかというと、それは頭の良さですね。ただ勉強ができるとか、学歴がすごいとかそういうのではなく「頭がキレる」感じがたまらなくグッと来るんですよね。
あと、かなり偏りのある性格なのも良かったですね。できることと、できないことの差が大きいすぎるんですよ。そして、それに対してコンプレックスを持っている訳ではなく、自分の好きなことをして生きている感じがみていて清々しかったですね。
当時の私はコンプレックスの塊だったので、そんな人間になりたいという憧れがとてもありましたね。今でも目指しているところはそこなのかもしれません。
だいぶ話が脱線してしまいましたが、、、
この読書熱が冷めないうちに、どんどん本を読んでいこうと思います。
では、また。