先日、とある企画で梅花心易プチ講座をやりました。
”占いを全く知らない人向けに、梅花心易を占えるようになってもらう”という条件のもと、制限時間を設けての講座でした。
本番の2週間前にこの企画を知り、せっかくなので参加しようということで(というか、ほぼ強制参加ww)その日から早速、講座の構成を練りはじめました。
自称コミュ障の私は、人前で話すのが大の苦手。実際、大勢の前で出て話す機会が数回ありましたが、どれも惨憺たるもので…そんなトラウマを引きずっているので、正直こういった講座をやるということも基本、自らやろうとは思わないのですが、、、
頼まれたら断れない性格と、負けず嫌いな性格もあいまって(どんだけ面倒臭い性格?!)講座といってもリモートだしちょっと頑張ってみるか!ということで、本腰を入れて取り組むことにしました。
パソコンはMacBook Airを使っているので、keynoteで作ることにしました。
元々、資料づくりは好きな方で、何度か簡単なチラシなんかを作ったことがありました。しかし、keynoteでプレゼンみたいに使うのは初めてでした。
話が少し逸れますが、プラーベートでは福祉に関わることが多く、数年前まで発達障害に関する講演会などよく行っていました。そこでの講師の方々はパワーポイントで文字や画像を出したり消したりして使っていたのを思い出し、あんなふうに作れたらいいなというイメージを持ちつつテキストを作ることにしました。
keynoteのいいところは、感覚で操作できるところなのですが、それでも全部の機能を使いこなせるわけではないので、ネットで使い方を調べながら少しずつ作っていきました。
また、作っているうちに梅花心易についての知識が曖昧だということに気づき、梅花心易について歴史から調べることにしました。
梅花心易の歴史を調べるということは、当然に易の歴史も知っておく必要がありました。そうやって易を調べていくうちに、今度は中国の歴史が気になり、古代中国について調べているうちに「人類っていつからいるんだっけ?」となって地球誕生が気になり、そこからまた「そもそも宇宙っていつできたの?」と、どんどん沼に入っていって、ふっと我にかえり『私何やってるんだ?』となる日々が数日続きました。
他にも、儒教をつくった孔子のことが気になり、そこから諸子百家を調べたら、それから日本の歴史と照らし合わせてみたり、宗教の歴史について気になたり、、それはもういろんな沼に入り込んでいきました。
そうこうしながら、沼に入るのも疲れてきたので、やっとテキスト作りに本格的に取り組みはじめました。
対象が”占いを全く知らない人”という設定だったので、とにかくわかりやすいものにしようと思いました。
そして「覚えることが多くて、も〜いや!」ってならないように詰め込みすぎず、必要最低限のことだけを伝えるように努めました。、、、努めたのですが、、、つくっているうちにアレもコレもとなってしまい、資料20枚分ぐらいの(私にとっては)大作が出来上がってしまいました。
コレじゃ制限時間を軽くオーバーしてしまう、、、コレをなんとか制限時間内に収めなければ!ということで、そこからは削り出しの作業。「これ伝えたいしな〜けど、それって私のエゴだよな」とか、よくわからない自分(我)との闘いになりました。
そうこして、なんとかテキストを半分の10枚ぐらいに絞り込みました。
これで一安心と思い、数日その完成したテキストを寝かしておきました。さかし、ふと「本番、上手く解説できるか?」という不安がよぎり、リハーサルをしてみることにしました。
すると、全然言葉が出てこない!!
また話が逸れますが、夫が会社でよく研修会で資料を作ってプレゼンをしているらしく、夫に改めて「テキストできたんだけど、ぶつけ本番でできるかな?」とノー天気質問をしたところ、『それは、、、厳しいと思うよ。俺も最初の頃は台本見ながらやってたし』と言われ、、、
「そうか!台本なるものが必要なのか!」ということで、そこからまた2日くらいかけて台本作りに専念しました。
そんなこんなで10日以上もの月日を費やし、修正なども何度もして本番当日のぎりぎりの時間にやっと完成しました。
そして、いざ本番。緊張しすぎて息が止まりそうになりながらも、なんとか台本片手に講座をひととおり終えることができました。
リモートでの講座なので、聴いている方々の反応がわからなかったのですが、逆にそれがよかったのかもしれません。ただ「やりきった!!」とうので、その後の達成感がとっても心地よかったです。
この先、講座をやるかどうかはあまり考えていませんが、またそういう流れになったら(ご要望などがあったら)もしかしたらやることになるのかな〜
なにわともあれ、至らぬ点がほとんどだったと思いますが、ひとまず、とってもよい経験ができたということで感無量でございます。
さあ、また明日からコツコツ勉強に励もうと思います。(勉強=ただの趣味ともいう)